秋はおいしい新米の季節ですが、国内での米の消費量は、1962年をピークに年々減り続けています。農林水産省では、我が国の食料自給率を高めるという目的もあって米の消費拡大に力を入れていますが、その施策のひとつに米の加工品の普及・啓蒙があります。ひとくちに米の加工食品と言っても、実に色々なものがあるため、少し整理したいと思います。まず、【米の形を残した加工品】があります。こちらは、レトルト米飯やおかゆなどに代表されますが、「ポン菓子」や「お米アイス」などのお菓子類もあります。次に、【米を蒸す・炊いてからついた加工品】があります。パックの切り餅がその代表ですが、餅をさらに加工した餅菓子類や「あられ・おかき」などもあります。また、【米を粉にして作る加工品】もあります。米粉を使って主食となるものには米粉パンや米粉麺・ビーフンがありますが、餃子の皮やピザ生地などに使う場合もあります。また、「せんべい」や「スナック菓子」、「洋菓子」や「シリアルバー」などに使われる場合もあります。もち米を粉にした「白玉粉」は、「白玉」や「大福」など和菓子の原料となります。さらに【米を発酵させた加工品】には、「日本酒」や「みりん」、「米酢」の他に、甘酒などで使う「米こうじ」などがあります。ユニークなものとしては【米ぬかを使った加工品】もあります。漬物で使う「ぬか」の他に「米油」などがそれにあたります。卵、牛乳、小麦粉アレルギーの子どもでも、他の子どもと一緒の食事できるのは嬉しいものです。そのため、給食では米粉を使ったパンを出すことがあります。なかでも、「米粉の蒸しパン」は比較的簡単に作ることができ、もっちりとやわらかい人気のメニューです。ココアや黒砂糖などを加えて変化をつけたり、サツマイモやフルーツの缶詰などを加えれば、おやつの代りにもなります。